2023.01.08(日)-3 母からの十数年前に頂いた手紙がこのタイミングで出てきた件

家人が手料理持参で、僕の両親を訪ねてくれていて、父が全面的に母を支えてくれている側面から、少しでも母の食欲に繋がり失調にならないように工夫した献立を今日も考え実施して、

食事が目の前に並んでも手が伸びない母に献身的にスプーンやフォークに刺して口に運び易くしてくれて、

食べ進めるうちに母の表情が変わり、何かが芽生え、以前の慈愛に満ちた受け答えをしたりの様子を今日も見て、

帰宅後、僕は気になっていた2階の荷物部屋の大掃除をしていたら、書類の間から出てきた母から家人への手紙の一部です。

おそらく、僕が仙台に単身赴任していて地元に戻れなかった十数年前のバレンタインデイの日に、家人が1人で僕の実家を訪ね、父にチョコレートを渡した際に、期待していなかった母にお煎餅をプレゼントした様子と感想が書かれていて、その末尾の一文の様なのですが、

言葉の少なくなった現在の母が、家人の優しい手料理を食べて、味を楽しみ表情が変わる瞬間、きっと、こう言っているんだろうと、十数年前に母が書いてくれたこの一文を、今、声にならない代わりに伝えるために現れたんだろうと、感無量で 2人で共有しました。

間違えていないし、ブレていない

と、家人は頷いていました。

時空を超えて伝わり繋がりました。

母の現在は、父の全面的なサポート無くして考えられないことです。本当に頭が下がります。ありがとうございます。